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舌下免疫療法

アレルギー性鼻炎でも特にスギとダニの反応が強い方が対象となります。
アレルギーの強い症状にお困りの方で、お薬を飲んでもなかなか効果を感じられず苦労されているような方にお勧めです。アレルギー症状の原因の物質そのものをうすめたお薬を、時間をかけて体に慣らしていく治療方法です。現在スギ・ダニに対してのお薬があり、最低3年、推奨5年と長い期間を要しますが、うまく行けば将来的に服薬から開放される、もしくは症状が強い時だけに服薬すればよいというくらいまでの改善が期待できます。とりわけ、小学校くらいからお考え頂くことをお勧めしております。

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補聴器相談

シニアの方にとっては、コミュニケーションに関わる大問題であり、また難聴でご本人が困っていなくても、家族さんが困っていることもあります。また近年では、難聴は認知症の最重要リスク因子として考えられております。強調したいのは補聴器というのは専門知識を持った職人:認定補聴器技能者という資格をもった人間による調整と、つけるご本人さんの「慣れ」が必要であり、この2つの過程にはそれなりの時間を要します。最初からうまくフィットすることはまずありません。チェーン系列の安売りメガネ屋さんで高いお金を出してもその後全然調整してもらえず、結果「効果がない」とほったらかしにしている方の話を多く伺ってきました。これでは全くもったいないとしか言いようがありません。

難聴も軽症のうちから、毎日使って慣れていくということが必要です。私どもは補聴器相談医として、患者さんと補聴器専門店・認定補聴器技能者との橋渡しとしてお役に立ちたいと考えています。

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大人のいびき治療

いびきを笑いごとにしている方は多く、また何の対策もせず放置している方は多くいらっしゃいます。好きでかいているわけではないこともよくわかります。しかしながらその中には「睡眠時無呼吸症候群」といって、見つかりにくい怖い病気が隠れていることも多くあります。いびきは息の通り道が狭い証拠ですが、狭すぎると度々息がとまります。きちんとした睡眠を取れないと、しっかりと休めず、日中お仕事に集中できない…といったことばかりか、そのせいで交通事故を起こす、不注意からミスが増える、ひいては動脈硬化のアクセル因子として働き、いつしか寿命を縮める病気として脳梗塞や心筋梗塞などといった形で現れるという、おそろしい病気です。今、日本国内で治療を受けておられる方は、実に全患者の1割程度しかいないということが知られています。逆に言えば、かなりの負担になっているのに気が付かないままで放置している方が相当多数おられるということです。そのため、当院では早期発見に力を入れております。失礼とは存じますが、肥満傾向にある方にはお声がけを積極的に行っております。

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こどものいびき治療

こどものいびきは病気です。特に小さなお子様のいびきは、のどや鼻が狭く、睡眠中の呼吸が邪魔されている証拠です。大人と比較すると、将来に及ぼす影響が大きいため、大人と同じ程度でもより重症として捉える必要があります。つまり、睡眠が分断され、十分な成長ホルモンが分泌されず、低身長を引き起こすことがあるとか、強く内向けの圧力が胸の骨にかかり変形が起きたり、また質の低い睡眠のために普段ずっと不機嫌で集中困難であることが多くあったりで、性格の発展や人間関係の構築に困難をきたしたりなど、単なる病気以上の不利益が予想されます。早く治療して睡眠の質を改善することが大事ですが、大人の場合は骨格や肥満が原因であることに対して、こどもの場合は手術単独で劇的に改善するケースが大多数であることが知られています。大人が気づいてあげましょう。

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口呼吸の診断・治療

口を閉じてものをかむことが出来ない人が、俗に「クチャラー」と呼ばれることがあります。口を開けてものを噛むので、周りの人に口の中のものが見える・クチャクチャと汚い咀嚼音が響いて周りの人に不快感を引き起こっして嫌われるといった不利益があります。行儀が悪い、マナーを知らない、見た目がよくない、というように、マイナス評価をされることも多いのですが…これは実は単なる鼻づまりや、アデノイドや扁桃腺が大きいことが原因であることがあります。さらに、そういったことで不利益になるのみならず、小さいうちからものをよく噛まずにすぐに飲み込むような噛み方が定着していると、下顎が小さいままであまり発達せず、歯並びにも影響が出てくることも起こります。鼻づまりで息苦しいまま歯列矯正する、といったこともまた苦しいものです。また下顎が小さい方には見た目の問題(最近では「口ゴボ」なる蔑称があるそうです)や、睡眠時無呼吸症候群になりやすいという問題もあります。

親としては我が子がそうであればなんとかして直したいと思うものと思いますが、言っても聞かない、聞いてくれない…しかし、これは別に聞き分けが悪いとか教育がどうとかといったことではなく、純粋に病気が原因でそもそも口を閉じてものをかめないという場合があります。

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良性発作性頭位めまい症

耳からのめまい、と聞くとその代表選手はメニエール病を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はこの良性発作性頭位めまい症という病気こそがいちばん多いめまいです。ネットで検索すると「耳石」とか「三半規管のゴミ」といった書き方もみかけます。寝返りや、おじぎなど、頭の位置を変えるとめまいが発作的に起きるけれど、数日程度で比較的早く治る…という意味で「良性発作性頭位めまい症」という名前がつけられています。

ものすごく縮めて説明すると「自分でめまいを起こして治していく病気」です。お薬を飲んでも(三半規管のゴミが溶けるわけではないため)さほど効果的ではありません。頭痛、気圧、ストレスは関係ありません。肩こりは長時間のデスクワークや運動不足といった背景が似ており、その意味で肩こりはちょっとだけ関係があります。この病気の方は普段からラジオ体操を繰り返していれば、予防にもなります。逆にしんどいからと言って寝転がってじっとばかりしていても、全然治ってくれません。早く治すために、できるだけしっかりと頭を大きな角度をつけて、体の軸をゆっくり大きく動かすような運動を行っていきましょう。この病気は、薬に頼らず、自力で、しかも体操だけで治せる、ある意味ラッキーな病気です。

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